法律トラブル相談集

売買及び賃貸に関すること

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 管理組合の理事長をしています。当マンションの区分所有者に、1カ月程度の短期間で繰り返し部屋を貸し出している方がいるようです。管理規約には『区分所有者は、その専有部分を専ら住宅として使用するものとし、他の用途に供してはならない。』との定めがあるのですが、このように専有部分を貸し出すことは、規約違反ではないのでしょうか。

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 標準管理規約第12条では、「専有部分を専ら住宅として使用する」と定めており、「住宅としての使用は、専ら居住者の生活の本拠があるか否かによって判断する。したがって利用方法は、生活の本拠であるために必要な平穏さを有することを要する。」とコメントされています。
 この観点に立てば、1カ月程度の短期間で入居することは「生活の本拠」があるとは判断できませんので、規約違反であるといえるでしょう。また、頻繁に人が入れ替わることは「平穏さ」を害する行為ともいえるでしょう。
 ただ、昨今では空き室を旅行者に有料で貸し出す「民泊」について全国的に話題となっており、旅館業法では規制を緩める動きもあるようです。部屋を短期間で貸し出すことについては、今後さまざまな議論が展開され、「生活の本拠」を基準とした「専ら住宅」か否かの判断も変わってくることも考えられます。
 管理組合としては、総会などで、その時々の法令、社会慣行をもとに管理組合としての方針を合意し、部屋の短期間の貸し出しについてのルールを定めるのがよいでしょう。

編集/合人社計画研究所法務室
監修/桂・本田法律事務所本田兆司弁護士

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