法律トラブル相談集

共用部分のトラブル

来客用駐車場の独占的使用対策について
 マンションの1階住戸を所有する区分所有者です。住戸に専用庭が付いており、新築当初より樹木が植えられているのですが、夏には虫が発生しますし、枝の剪定や落ち葉の掃除も面倒なので、伐採することを検討しています。私の独断で伐採することは問題ないでしょうか?

answer

 当該樹木は、共用部分である専用庭に新築当初より植えられていることから、共用部分と考えられ、当該樹木の取り扱いについては管理規約の定めによることとなります。
 標準管理規約第21条では、「バルコニー等の管理のうち、通常の使用に伴うものについては、専用使用権を有する者がその責任と負担においてこれを行う」旨の定めがありますが、樹木における通常の使用に伴う管理とは、消毒、枝の剪定、落ち葉の掃除等を指すと考えられ、伐採は、共用部分の変更行為に該当するでしょう。
 共用部分の変更行為は管理組合の総会決議事項であることから、区分所有者の独断で樹木を伐採してはいけません。樹木の伐採を希望する場合、総会議案とすることについて理事会に働きかける必要があります。
 なお、区分所有法第17条において「共用部分の変更(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く。)は、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議で決する」と定められていることから、樹木の伐採がマンションの外観等に大きな影響を及ぼさない限り、その決議要件は普通決議で足りると思われます。

編集/合人社計画研究所法務室
監修/桂・本田法律事務所本田兆司弁護士

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