法律トラブル相談集

共用部分のトラブル

来客用駐車場の独占的使用対策について
 理事長をしています。当マンションは竣工より三年が経過していますが、ある一室のバルコニー側サッシの網入りガラスに原因不明のひび割れが生じてしまいました。その部屋の区分所有者から管理組合に対して窓ガラス交換の要望が寄せられたのですが、交換費用は管理組合と区分所有者のどちらが負担することになるのでしょうか。当マンションの規約は標準管理規約に準じています。

answer

 標準管理規約第七条(専有部分の範囲)では、窓枠及び窓ガラスは専有部分に含まれないものとすると定めており、窓ガラスを共用部分としていますが、標準管理規約第一四条(バルコニー等の専用使用権)では、各住戸の区分所有者が窓枠及び窓ガラス(他にバルコニーや玄関扉など)について、専ら使用できる専用使用権を有することを承認すると定めています。
 また、標準管理規約第二一条(敷地及び共用部分等の管理)では、敷地及び共用部分等の管理については、管理組合がその責任と負担においてこれを行うものとすると定めていますが、そのただし書きで、専用使用権を有するバルコニー等(窓枠及び窓ガラス)の管理については、通常の使用に伴うものについては、「専用使用権を有する者がその責任と負担においてこれを行わなければならない」と定めています。
 本問のケースでは、窓ガラスのひび割れの原因がはっきりしないものの、竣工から三年しか経過していないこと、しかも一室のみにひび割れが生じていることからして、管理規約第二一条に定める「通常の使用に伴うもの」によりひび割れが生じたと解され、専用使用権を有する区分所有者の費用負担で交換を行うこととなるでしょう。

編集/合人社計画研究所法務室
監修/桂・本田法律事務所本田兆司弁護士

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