法律トラブル相談集

総会・理事会の運営

管理組合役員の辞任について
 総会で承認された理事(監事)が、任期の途中で、特段の理由もなく辞任することは可能でしょうか?

answer

 標準管理規約には、「理事および監事は、組合員のうちから、総会で選任する」と規定していますが、辞任に関しては、直接的な規定がありません。しかし、役員の任期に関して、「補欠の役員の任期は、前任者の残存期間とする」とか、「任期の満了又は辞任によって退任する役員は、後任の役員が就任するまでの間引き続きその職務を行う」とあり、理事(監事)が残任期間を残して辞任されることを予定しています。
 ところで、理事(監事)の就任は、管理組合とその理事(監事)との間の委任契約になると解され、民法では、委任について、「委任は各当事者において何時にてもこれを解除することを得。」と規定し、いつでも契約を解除することができることになり、解除のための特段の理由も必要でありません。
 それゆえ、総会で選任された理事(監事)が一旦就任を承諾したが、その後、特段の理由がなくても、任期の途中で辞任することはできるといえます。しかし、「管理組合業務が混乱する形」での一方的な辞任は、管理組合業務が停滞してしまう可能性もありますので、新たに総会を開いて、後任が選任されるまでの間は、残任期間中その職務を行うこととなります。

編集/合人社計画研究所法務室
監修/桂・本田法律事務所本田兆司弁護士

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